Story

「麗」と読むreiは、神奈川県産の野生鹿革製品です。

野育ちの革には、
しなやかに生きた確かな息づかいが感じられます。
reiは、命の巡る場所で暮らす
力強くも麗しい姿から名付けました。

革はすべてが一点物。
大きさも様々、ひっかき傷や皺も
天然のシンボルであり個性そのものです。
それら一枚一枚の表情を確かめながら、
余すことのないようパーツとして選んでいきます。

出来上がったバッグは、
春夏秋冬や個体差などで
天然鹿革それぞれの味わいがあります。
私たちの手の皺や傷も、その人となりの一部。
鹿革もそれぞれが持つ唯一無二の魅力を、
ありのままに暮らし用品へ吹き込みました。

工房から車で一時間半の場所にある
神奈川県伊勢原市大山。
鹿革は、その大山阿夫利神社の麓にある
阿夫利山荘の猟師さんに頂いた鹿皮を鞣したものです。
使う鹿革はすべて、
自分たちが暮らす地元産の鹿革です。

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Features

鹿革は、その柔らかさの特徴から
「革のカシミア」と呼ばれています。
超極細繊維でできているため
一本一本がほぐれやすい構造からできています。
日本皮革研究所での柔軟性の比較（柔軟性テストISO17235:2002）でも、
牛革より柔らかいことが報告されました。
（当工房比）
またジャケットにも使われる鹿革は軽く、
繊維油分が多いため
他の革より水に強い利点もあります。

ショルダーバッグの軽さ比較

Products

reiの革製品は、
鹿革がもつ革の柔らかさと
軽さが引き立つシンプルな形。
また、野育ち特有の傷あとも使うことで、
鹿革ならではのしなやかさと力強さを
最大限に引き出したいと考えます。

永く使えるよう内側も革で仕立て、
金具は真鍮無垢素材を使用しています。
(一部鹿角を使用)

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